請願討論①防衛費を削り、コロナ対策に充てるよう求める意見書の提出を求める請願(反対討論)

防衛費を削り、コロナ対策に充てるよう求める意見書の提出を求める請願について、会派真明を代表して、反対・不採択の立場で討論いたします。

請願書の上段あたりまでは、その通りですが、本来国の果たす役割というものは、国益を守る外交、国民を諸外国から守るべき安全保障です。

自分の身は自分で守る。自国の安全は自国で守る」という強い信念があれば、日米安保を破棄して、アメリカの核の傘に頼らず自力で防衛すべきです。 しかし自力で我が国を防衛するとなると、今の防衛費の何倍も必要となり、膨大な費用が必要となってしまいます。

防衛費を削減主張される人は、いつもこの点が抜け落ちながら主張されます。

請願者は、日本の防衛費が多すぎると感じられておられるようですが、近隣には、国民が飢え苦しんでいるのに、ミサイル開発や核開発に大量のお金をつぎ込んで、日本海や日本の上空を、ミサイル発射を繰り返し、主要国が相次ぎ「国際法への重大な違反」と批判しているにもかかわらず、莫大なお金をかけて、核実験を強行しています。

何より、横田めぐみさんを拉致したことを認めたにも関わらず、その娘さんやお孫さんにもまともに面会させず、政争の具として利用してきました。ついにお父様は、めぐみさんと再開を果たせぬまま、ご逝去されました。

また韓国においては、領土問題で、我が国所有の竹島を不法に実効支配しています。竹島は1951年9月に調印されたサンフランシスコ条約においては、日本が放棄した地域として、含まれていません。

中国においては東シナ海問題があり、ロシアとの北方四島では、未だに法的根拠のない占拠が続いていて、島国である日本の周辺には、地政学的に、キナ臭い緊張状態が続いているのが現状です。

自衛隊の存在においても、表では自衛隊を違憲と言いながら、災害などが発生すれば自衛隊に頼るという矛盾を言われる人もいますが、防衛費は独立国家である国には必要不可欠な費用です。

画像に含まれている可能性があるもの:植物、テーブル、室内 NATOの目標では、防衛費はGDPの2%目標とされていますが、日本は1%ほどに抑えられています。

韓国が、防衛費を削減した理由は「戦闘機よりも国民の生活を優先した」と請願書に書かれていますが、はたしてそうでしょうか。 世界的な新型コロナウイルス株安原油安に襲われ、韓国もまた、経済的な苦境に陥っているので、歳出を抑えざるしかなく、防衛費削減とともに、公務員の年次休暇を取らないと受け取る事が出来る保障費を全額カットも同時に行っています。

そこに、韓国の諸事情と日本を比較することに無理があります。韓国は削減するしか方法が無く、自国のウォンを大量に発行すれば、ハイパーインフレになる可能ー性があり、対して日本がこれだけ大量の国債を発行しても、インフレにならないのは、国債発行以上の金融資産があるからです。

また先般、北朝鮮が自分の意に沿わない行為をしたという理由で、南北連絡所事務所を爆破して、敵対姿勢を鮮明にして、同民族同士での南北間の緊張感が高まっています。

今回は幸い、請願者の声が国防大臣に届いたのでしょうか、河野防衛大臣が、陸上イージス計画停止を打ちだし、経費削減につながる事となりました。

防衛費を削りという部分、聞こえは木良いかもしれませんが、日本国家を守る。災害時など自衛隊の人の職務を敬うという観点が不足しています。

以上のような理由において、請願1号は、採択すべきものと判断いたします。

 

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