昨日は何にもない一日なので、一般質問の質問事項などを精査しようと思っていたら、朝一番に子ども会の廃品回収の放送がありました。
あわてて、軽トラックを動かし廃品回収へ

バッテリーを替えておいてよかったです。この寒さでは、間違いなくエンジンがかからなかったことだと思います。
しかし、寒さのせいか右腰にピリッと痛みが。マズイと思った時は時すでに遅し、痛みが徐々に増してきて、腰痛に近いものがあります。
ヘルニアのある箇所ではありませんし、動けないほどではありませんが、上下の動きには気を付けないといけないと分っていても、痛みが無いとついつい激しい動きになってしまいます。先週貰った湿布薬がこんなところで役立つとは、気を付けなければいけません。
18,19日に行った視察の報告書です。天候に恵まれて良かったです。先週や今週だったら移動などで苦労した事でしょう。—————————————————————————————————————————————————————————————-
会派視察 行政視察報告書
三浦桂司
日時: 平成30年1月18日(木曜日)~19日(金曜日)
場所: 大分県別府市、山口県下関市
1月18日(木曜日)午後 大分県別府市 別府市役所
ともに生きる条例について
別府市役所には、事前に質問事項を考えて提出しておいきました。
豊明市は、平成29年8月22日、ダイバーシティ誰もが自分らしく生きられるまちをめざして、「LGBTともにいきる宣言」をしました。
そして知的・精神障がいを持つ人が企業の一員として、一般就労(最低賃金以上)できるハウス農園を誘致して、現在84名の知的・精神障がい者が農園で働いています。壁のない社会づくりを目指して、どんな人でも人格を認め合って生活していけるまちにするために、下記の点について、ご教示願います。
記
1、ともにいきる条例が出来た背景は。
2、条例に対する市民の反応は。
3、地域住民、職員への研修の実施状況
4、共生社会への取り組み
5、具体的な障害者雇用への取り組み
6、LGBT誘致セミナーへの取り組み
策定までについて
民間団体からの働きかけが関係していて平成22年障がい者当人、福祉事業所、弁護士、大学教員などで「誰もが安心して安全に暮らせる別府市条例をつくる会」の組織が市町村に差別禁止とともに、自治体に条例制定の働きかけをした。
経過
H23.8~9 |
条例制定に関する意見募集 |
H23.11 |
市長から障害者自立支援協議会への諮問 |
H23.12~H 24.8 |
自立支援条例制定作業部会で議論 |
H24,9 |
障害者自立支援協議会から市へ答申 |
H24.10~12 |
庁舎検討委員会等で議論 |
H24.11.28 |
作業部会と庁舎検討委員会との意見交換 |
H24.12.27 |
庁舎検討委員会で条例素案の策定 |
H25.1~2 |
素案に関する意見募集・タウンミーティング実施 |
H25.4.23 |
市議会議員全員協議会の開催 |
H25.5~7 |
議会構成環境委員会所管事務調査開催 |
H25.9.20 |
第3回定例会で全会一致において原案可決 |
H26.4.1 |
条例施行 |
障がいを理由に不利益な扱いを受けてる差別。
・言語障害のある人にコミュニケーションが取りづらいことを理由に窓口拒否
・障がいのある人は手続きに時間がかかるということで、対応の準備を後回し
・精神障がい・知的障がいのの人へ対応が負担になるという理由で、シンポジウ
ムや会議への出席拒否することなどをしない事。
合理的配慮を怠らず
・障がいのない人が当たり前のように出来ることも、障がいのある人にとって困難を伴う場合を配慮して、いまある制度を変更して調整していく
・親亡き後の問題について「別府市親亡き後等の問題解決策検討委員会」の議論は「親亡き等の問題」解決策検討結果の報告書においても、多くの障がいある人やその保護者にとって、非常に切実な切迫した問題となっている。
感想】
障がい者も身体、精神、知的障害と個人個人千差万別あり、障がい者の病状などの理解不足が差別につながる要因の一つとなっています。
人は誰もが、年を重ねるに従って身体能力が衰えていき、また不意の事故などにより、いつ、どこで、だれが、障がい者になるか分かりません。
同じ目線で見られるように、自分が嫌だと思うことは他人に強要しないこと。
しかし頭で理解しても、現実に障がい者の人を目の前にすると「可哀想な人」という意識や、身構えてしまう人が多いのが現実です。
障がい者は、ただ可哀想な人であるという概念は捨てるべきで、動ける人にはそのような仕事を、肢体不自由な人には障害に見合った援助をして、互いに助け合うことが必要です。生きていくことに対しての価値や、生きがいを見つけ出して、雇用の拡大や、支援、対策が必要です。
条例があるから住みやすいまちになるのか、差別が無くなるのか、いまの豊明市に条例が必要であるのかと問われれば微妙で、東京都町田市のように議会基本条例がなくても、改革が進んでいることが分るような現実的政策を打ち出して行けば良いのかもしれません。


